今週の実績解除:起こりの鶏そば、肉の丼

どうぞ。

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どうも唐突です。何かと言うと鶏そばを食べたよという話ですね。580円くらいだったっけな。味の感想ですが、パワーが十分ある、といった趣でした。いやね、もっと高い値段のヤツだとスープが異常洗練されて澄み切っており、「え、これ食べていいんですか?」みたいな見事な味がするんですけど、さすがにその域ではないという話です。ただ、鶏そばである以上は鶏の出力がないとお話にならないんですけど、そのパワーは十分すぎるほどぶっとばしてたな、という感じですね。麺はよく見る四角いやつで、安定感です。あと地味にチャーシューが薄いながらもキッチリした味を出していて、スープに食われてない存在感を放っており、職業意識を感じました。あとはゆずとか水菜とかがビジュアル的には出張ってますが、味的にはまあそれなりの役割でしたね(適当)。ともかく、600円切りにしてはやたらうまいなという印象です。

で、これどこのやつかというと、オリジンなんですよ。オリジン弁当のオリジンです。イートインがあったりして、オリジン"弁当"とは微妙に業態の違う店でしたけど(ここ見るとわかるんだけどオリジンの業態はいくつかある)。まあでも弁当とラーメンを並列して売っているという謎の雰囲気なのは変わりなく、いやお前なんでやねんと言いながら入店したんですけど、予想以上においしかった。流石にオリジンの店内でガチでラーメン作ってるはずはない(と思う)ので何らかのインスタントな方法で提供してるんだろうなと推測してるんですけど、スープに関してはインスタントでもかなりいい線いく時代になってるということでしょうね。コンビニ行くとたまに有名店再現カップ麺みたいなの売ってるんですけど、ああいう系もスープはかなりおいしいですからね。いい時代になったものだ。負けじと市井のラーメンも異常進化してほしいなあ。今はあんまその片鱗ないですけどね……。ラーメンに関しては未だに需要過多なのかもしれない。

次、どうぞ。

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どうも先程です。いやこれつい2時間前に食べたばっかなんですよ。用事で池袋に行き、予定はなかったのですが吸い込まれました。左がハラミ、右がセセリです。890。味ですが、これがめっちゃおいしかった。説明すると、全体のテイストは「焼鳥丼」に類似しています。タレが甘辛いんですね。でもこっちのほうが焼鳥丼より圧倒的においしいと思う。今から焼鳥丼をdisるんですが、焼鳥丼ってどうしても上に載っている鶏肉が微妙なんですよ。食感としては存在感ありすぎて邪魔だし、味としてはパンチが足りなくて中途半端。タレとご飯それ自体に割とシナジーがあるのに鶏肉がそこにうまく噛めてないというか、だから焼き鳥屋での〆の地位に甘んじているんだろうなというか。(焼鳥丼ファンの皆さんには申し訳ない)(おいしいのはわかるし僕も好きなんだけど、ここが惜しいよねという感情)

で、今回の丼なのですが、それが解消されていましてね。ハラミは薄さがちょうどいいしセセリも邪魔にならない食感なんですが、両方とも旨味が十分なんですよね、完全に飯・タレ・肉の3点シナジーを形成している。どっちも焼肉屋/焼き鳥屋でしか食べる機会ないイメージでしたがこんなポテンシャルを持ってるとは。あと地味にスープが良くて、普通の店でセットとして付いてくる無料のスープって「誤魔化し」みたいな味がするんですけど、こっちはちゃんとしてましたね。まあこの味が店のやる気の現れなのか味の素の含有量の現れなのかについては判然としない。

そういう感じです。飯の話しかしてない。課題に追われて時間がないんですよね。ほんとはもっと出かけたり……は別にいいけど、せめて運動をしたいですね。体ボッキボキなので。来週は余裕ができるといいなあ(先週も言っていた)。

そうそう、最近食べログを書くことにちょっと興味を持っています。いや、別にまだ書いたことはないんですけどね。ちょっとこれを見てほしい。これすごくないですか? ちゃんと「店のレビュー」になってる部分、全体の4分の1くらいですよ。あとは昔の面白話と自分語りです。はっきり言って、「店のレビュー」としては完全に失格ですよね。

でもこのレビューには42人がいいねしており、この人それなりにフォロワー持ってるんですよね。この店のレビューとしても割と上の方に出てくるし、食べログとしては別になにもおかしくないんですよ。つまり食べログというのは純粋な店のレビューを投稿する場所ではなく、「店のレビュー、おもしろ情報、自分語りなどをうまくブレンドした何か」を載っける場所なんだろうなという。その観点で見ると件のレビューが(たぶん、それなりには)評価されているのもわかります。この人普通にスッキリ整った文章を書いてて自分語りも読みやすいし、41年前の東大の状況の記述も興味深い。それでいてギリギリ(本当にギリギリ)店のレビューであるという体裁を外さないラインで書いている。そしてタイトルも秀逸。これ本当にうまくやっていると思う。

そういうわけでこのカルチャー、本当に興味深いんですよね。やってみたいという気持ちだけはある。やってみたいという気持ちだけはあるというのは、僕にはよくあることなんですけどね。どうなるんだろう。とりあえず暇なときに食べログのアカウント作ろうかな。暇なときっていつ来るんだろうな……。

そうそう、今回の文章にはオチがないです。毎回オチがあると思うなよ。

(おわりです)